アニメ1期の由紀はよく教室で3人の女の子と仲良くお話を(しているという妄想を)しています。由紀が、雨で校内に入り込んできた大量のゾンビたちを家に帰すための放送をしている場面での、彼女による回想も思い出してみましょう。(最終話)
がやがやしている教室の中にひとりぼっちでさみしそうにうつむく由紀
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由紀の頭に紙飛行機をぶつける意地が悪そうな3人組
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由紀が紙飛行機を開く
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天使姿の由紀が描かれたかわいらしい絵と「ラブリー」の文字
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チョーカーさんが由紀をなでなで、そして頬ずり
こんな感じでした。見ている人のほとんどは、一瞬由紀のことが心配になったけれど、3人組が優しくてほっとしたと思います。僕もそうでした。とすると、由紀は3人組と仲良しだった時期があるということです。しかし、本当にそうでしょうか。めぐねえによる、パンデミックが発生した日の出来事についての回想(第3話)において、くるみがめぐねえに恋愛相談をする場面があります。さらにその直前の、由紀がめぐねえに補習を受けさせられている場面をもう一度見てみてください。注視すると、「めぐねえも大変ww」「ふふふっww」とわざと聞こえるような声で由紀を馬鹿にするように囁きあって立ち去ったのは、3人組の内の、チョーカーさんを除いた2人の子なんです。もう一度言いますが、これはパンデミックが起こった日の出来事です。このことから、由紀と3人組の関係についていくつかの可能性を考えることができます。
- 由紀はそもそも3人組とはあまり関わりがなかった。
- 由紀はチョーカーさんとは仲が良かったが、他の二人は由紀のことを馬鹿にしていた。
- 由紀と3人組は仲が良かった時期はあるが、それは決裂していた。
- 由紀は3人組にいじめられていた。
重複もあると思いますが。僕は、この中で4番は確かにあったことだと思います。理由として、まずよく見ると3人組の人相が悪く描かれている場面が上記のようにいくつかあることが挙げられます。特にチョーカーさんの雰囲気からは意味ありげで不自然な意地悪さを感じませんか?さらに言えば、由紀による回想(最終話)での3人組の場面も、自分をいつもいじめている3人組に関する記憶をねじ曲げたものであるとの見方も出来ない事はないです。また、由紀はこの場面のさらに前でクラスの複数人に帽子を馬鹿にされたいるので、クラスで浮いた存在だったと思われます。「がっこうぐらし!」作者のことです。これらと上のめぐねえの回想を合わせると・・・。
どの可能性にしても切ない・・・。
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